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新 歪んだ愛の形[中編] [Page 7/8]
7 : 最悪の土曜日
次の日は土曜日だった。いつもなら嬉しいこの日も、今日の正太にとっては月曜日よりも嫌な日だった。
教室に入ると、麻衣子が近づいてきた。
「おはよっ、正太君。今日は期待してるわよっ」
麻衣子は正太の肩をぽんとたたくと、向こうで話をしている友達のほうへ歩いていった。
正太の心は黒い雲に覆われた。
   *   *   *   
その日の授業は滞りなく終り、児童は続々と家に帰っていった。正太は人に見つからないように体育用具室へ向かった。その胸は不安と緊張に高鳴っていた。
体育用具室には既に麻衣子が飛び箱の上に座って待っていた。竜太はまだ来ていないようだ。
「ねえ竜太君にはちゃんと話しておいたんでしょうね。もし来なかったら…」
「くっ…来るよ絶対!」
「ふふっ、いつもは泣き虫の正太君も今日は強気なのね」
正太は下を向いた。本当は今にも泣き出したいのだ。しかし、それが無意味なことぐらい正太自身痛いほど分かっていた。強く噛み締めた唇が小刻みに震えている。
「ねえ、竜太君が来る前に二人でしちゃいましょうよ」
麻衣子が赤いランドセルの中を探りながら言った。
「今日は教科書少しですんだからいろいろ持ってきたの。さあ服を脱いで」
正太は言われるままにするしかなかったが、ブリーフに手が掛かった所で動きが止まった。
「どうしたの。早くパンツも脱ぎなさいよ。」
ブリーフ一枚の正太は両手をいじりながらもじもじしている。
「いまさら恥ずかしがることないじゃない。どうせ昨日だって見たんだから」
正太の顔は耳まで真っ赤になった。
《昨日は竜太に…されて、気持ち良くって抵抗できなかったから…》
正太は心の中で必死に言い訳をした。だがそんな事は恥ずかしくて麻衣子には言えなかった。
「じゃあいいわ、そのままで。でもそのかわり…」
と言うと麻衣子は、ランドセルから縄跳びを出して正太を後ろ手に縛った。余りに突然の事だったので正太は抵抗する暇さえなかった。
「何するの?ねえっ、ほどいてよぉ」
正太は体をくねらせながら言った。しかし、麻衣子はそんな正太の言葉などは全く聞かず、ランドセルから何かを取り出した。
「正太君、これなんだか知ってる?」
麻衣子の出したものはバイブだった。
「えへっ、これママが押し入れに隠してたのを偶然見つけたの。これ細いから正太君にも使えるでしょ?」
正太はそのバイブを見た瞬間、ある人を思い出した。明美である。まだ彼女のペットだった頃の正太はバイブを使ってアヌスを犯されるのが好きだった。しかし、今となってはそれもただの忌ま忌ましい思い出に過ぎなかった。
「いい?入れるよっ?」
麻衣子は後ろ手に縛られて壁に寄りかかっている正太をひっくり返し、ブリーフを横に引っ張ってアヌスを露出させた。
「嫌っ、やめてっ!」
「大丈夫。ちゃんと濡らすから」
麻衣子はバイブを口にくわえながら言った。
「そうじゃないよ。僕バイブが嫌いなんだ!」
「正太君はまだ自分が好き嫌いできる立場だと思ってるの?男の子なんだから覚悟を決めなさいよ」
そう言うと麻衣子は唾液で濡れたバイブを正太のアヌスに挿入した。
「ああっ!」
正太の脳裏に一瞬にして明美との性生活が蘇ってきた。主人の明美が与えるバイブをペットの正太が喜んで自分のアヌスにくわえさせる。熱が入りすぎて肛門を切ってしまうこともしばしばあった。そんなとき明美はいつも嫌な顔一つせず患部に指を入れて軟膏を塗ってくれた。
《お姉…ちゃん…》
いつの間にか正太は麻衣子に明美の姿を重ね合わせていた。ブリーフの下ではペニスが解放を求めて立ち上がっている。
「正太君のもうピンピンじゃない。あたしが擦ってあげる」
麻衣子は壁のほうに回ってしゃがみこみ、ブリーフの脇から正太のものを引っ張り出した。
「あれっ?パパのと違う。皮がかぶってるんた。剥いてもいい?」
「えっ?や…やめてよぉ…ああっ!」
麻衣子の指は正太のペニスの皮を剥いた。肌色の皮の中から薄ピンク色の透き通った果実が顔を覗かせた。
「きれい…やっぱりパパのと違うわ」
と言うと麻衣子はいきり立った正太のものを口にくわえた。
「ああっ!痛っ…痛いよぉ…やあっ…」
今まで厚い皮で守られていた正太のうぶな柔肉は、初めての刺激によって体中のどこよりも敏感に反応した。
「ひいっ!あうっ…はあっ…はあっ…」
後ろ手に縛られたまま、正太は新たなる快感に体を打ち震わせていた。麻衣子の舌がピンクの柔肉に触れる度に、背中が鞭で打たれるように痺れた。それは後ろでモーター音を立てているバイブの感触を一瞬忘れさせるくらいのものだった。
「もっと…もっとして…」
「やっと自分から求めるようになったわね。分かったわ、もっとしてあげる」
麻衣子が再び正太のものをくわえ直したその時、
「わりぃわりぃ、学級会が長引いちゃってさあ…」
と言いながら竜太が入ってきた。
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