小説のページ : ちゃぶ〜の小説が読めます
新 歪んだ愛の形[後編] [Page 4/12]
4 : 少女と二人のペット
次の週の月曜は桑野麻衣子に遊ばれる日だった。その日の放課後、二人は体育用具室で彼女が来るのを待っていた。
麻衣子の両親はよほどの好きものらしく、バイブなどのアイテムが家中に隠してあるらしい。そしてそれを麻衣子が見つけ出してこっそりと持って来るのだ。
二人がしばらく待っていると、扉が開いて麻衣子が入ってきた。白いブラウスにチェックのミニスカート、長い髪はお下げにしている。
「あら二人とも早いわねぇ。そんなにあたしにHな事されたいの?」
《そんなわけねえだろ!》
と竜太は心の中で思った。しかし、正太との関係を知られている今は絶対に麻衣子には逆らえない。もし逆らえば、正太と竜太の関係は全校児童や、もしかしたら先生にまで知られてしまうかも知れないのだ。
「さあ二人とも早く服脱いで」
麻衣子にせかされて二人は渋々服を脱いだ。三人がこういう奇妙な関係になってからもう半月くらい経ったが、正太はそんなに嫌そうでもなかった。なぜなら麻衣子に何かをされる度に明美との性生活が思い出されるからだった。
「今日はねぇ…すっごく面白いものを持ってきたんだ。ほらっ」
全裸になった二人を前にして麻衣子はランドセルから何かを引っぱり出した。それはただのベルトのようだったが、違うところは真ん中に何か太い棒が付いていることだった。
麻衣子はスカートとパンティーを脱ぐと、そのベルトを装着した。するとまるで麻衣子の股間にペニスが生えたようになった。二人は赤面しながらも、不思議そうにその様子を眺めていた。
「ふふっ…びっくりした?うちのママったらこんなものまで隠してるのよ。さあ、どっちから先にしてほしい?」
麻衣子は正太と竜太の顔を交互に眺めた。二人とも下を向いている。
「それじゃあ…正太君。こっちにいらっしゃい」
名前を呼ばれて正太はびくっとした。そして少し震えながら麻衣子の側に近づいていった。
「正太君、そこにひざまずいてあたしのこれしゃぶってくれる?」
麻衣子はにっこり笑いながら自分の股間に生えているものを指さして言った。
「ど…どうして?」
「そのまま入れたら痛いでしょ?ただでさえ太いんだもん」
「い…入れるの?…それを」
正太は少しためらいながらも、言われた通りにひざまずくと、麻衣子の太い棒を舐め始めた。ピチャピチャという音が用具室の中に満ちてくる。
竜太はしょうがないんだと自分に言い聞かせながらも、やはり麻衣子に嫉妬の炎を燃やしていた。唇をぐっと噛み締めて小刻みに震えている竜太の様子を麻衣子は目を細めて嬉しそうに眺めていた。
「もういいわ正太君。入れてあげるから後ろを向きなさい」
正太は後ろを向いて尻を突き出した。麻衣子は正太の腰に手を当てると、唾液で濡れた股間のものを正太のアヌスに思い切り突き刺した。
「あ…ぐうっ…」
正太の中に今まで入れたことのないほどの太いものが入ってきた。そして、それは正太の奥深くの未知の領域を犯しつつあった。目一杯広がったアヌスは痛々しいほどに赤くなっている。正太の眼が潤んできた。
「や…やめてよぉ…これ以上入れたら僕…壊れちゃうよぉ」
「でも正太君のオチンチンはもっとしてほしいって言ってるわよ」
ピストン運動を続けながら、麻衣子は正太の固くなったペニスをしごき始めた。竜太は全裸のままでそんな麻衣子を悔しそうに睨んでいる。
「イ…イッちゃうっ!」
正太は震える声で叫んだ。すると麻衣子が正太のペニスを思い切り指でつまんだ。
「まだイッちゃ駄目よ正太君。お楽しみはこれからなんだから」
麻衣子は口元に不敵な笑みを浮かべながら竜太の方を向き、そして何も言わずに手招きした。竜太はふてくされた顔で麻衣子の側に歩いて行った。
「ねえ、竜太君もこういう事されたいんじゃない?」
麻衣子は正太とつながったままで言った。射精できなかった正太のペニスが麻衣子の手の中でビクッビクッとうごめいている。
「ふざけんなよ!俺がてめえとやりたいだって?バカにすんな!しょうがねえからやらせてやってるだけなんだよ!」
竜太は麻衣子の顔を睨みながらまくしたてた。
「ふふっ、そう言うと思ったわ。あたしとやりたくないのなら正太君とならどう?あたしとつながったままの正太君と。きっと面白いわよ」
麻衣子は正太のいきり立ったものをつかみ、それで竜太を指した。その先からは透明の液が溢れ出して糸を引いている。
「バカに…すんなよ…」
竜太の体は怒りに打ち震えている。麻衣子は相変わらず冷静な表情だ。
「どうするの竜太君。するの?しないの?まあどうせ断ったらどうなるかはわかってるでしょうけどね」
「…わかったよ」
竜太はうつむいて吐き捨てるように言った。麻衣子はにっこりと笑った。
「ふふっ、竜太君、後ろを向いて正太君に入れてもらいなさい」
竜太は正太のペニスの先で光っている滴を指に取ると、それを自分の肛門に塗り付けた。そして正太の方に尻を向けると、
「さあ正太、入れてくれよ」
と優しく言って腰を突き出した。アヌスを麻衣子のもので貫かれている正太は、何も言わずに竜太の入り口に自分のものを挿入した。
竜太の口から呻き声が漏れた。たちまち元気になった竜太のペニスを、正太が一生懸命に擦っている。麻衣子、正太、竜太の三人は一つになって乱れ、体育用具室は異様な熱気に包まれた。
「はあっ…ベルトがあそこに擦れて…気持ちいい…あたしこんなの初めて…」
麻衣子は頬を赤く染め、喘ぎながら腰を激しく動かした。その動きは正太に、そしてその正太とつながっている竜太にも快感を与えた。
特に正太は後ろから麻衣子の太いものに突かれ、さらに前からも竜太の熱い粘膜に翻弄されてもう限界寸前だった。正太は口を半開きにして悶えた。その口から粘り気のある唾液が流れ落ちる。正太の体は熱く燃えた。
「あうっ…そんなに奥まで…入れたら…」
正太は潤んだ眼で宙を見つめた。もしかしたらこのまま体が突き破られてしまうのではないかという不安が一瞬頭をよぎったが、やはり未知の快感に身を委ねる方を選んだ。下半身に熱いものがこみあげてくる。
「あううーっ!」
正太は叫び声をあげて果てた。スペルマは竜太の体内に注ぎ込まれた。
二人の体から切り離されると、正太は用具室の床に倒れ込んで荒い息をした。汗と体液が板張りの床を湿らせている。竜太は心配そうに正太を見つめていた。
「竜太君、君まだイッてないよね。あたしがイカせてあげようか?」
麻衣子はベルトから生えたラバー製のペニスを振りながら言った。竜太は麻衣子を睨みつけた。
「ふざけんな!俺は正太にだけしかやらせねえ。お前みてえな奴にやられるなんてまっぴらごめんだぜ!」
竜太は正太を抱き起こしながら絶叫した。麻衣子はやれやれといった顔をしている。
「ふーっ…本当にしょうがない子ね。竜太君があたしにやらせてくれたのは一番初めの時だけか。いいわ。いつかきっと君の体を奪ってみせるから。だって君はあたしの…」
言いかけて麻衣子は口を閉じた。そしてにこっと微笑むと、彼女はベルトを外してパンティーとスカートをはいた。
「じゃあね。次は水曜だから。遅れずに来るのよ」
二人をさんざんもてあそんだ後、麻衣子はいつもさっさと帰ってしまう。そして後に残された二人はいつも激しい疲労感に襲われる。
服を着た二人は、とぼとぼと体育用具室を後にした。そして重い足をひきずるようにして校門に向かって歩いていった。
「疲れたね、竜太」
「………」
麻衣子に遊ばれた後は、いつも竜太は一言も喋らない。腹わたが煮えくりかえって何も言えないのである。
「次はあさってか…」
正太は誰に言うともなくつぶやいた。
「くそっ!あいつの弱みさえ握れたら…」
竜太は強く握った右拳をもう一方の手の平にぶつけて叫んだ。
<< 前のページに戻る [小説ページのトップに戻る] 次のページに進む >>
Copyright (C) 1998-2024 chabuu, All Rights Reserved.
acs